パリ、アヴィニヨン演劇祭2010-5
2010年08月31日
パリはヴァカンスシーズンの始まり、それに加え週末にぶつかってしまい、予定してたレストランがお休みだったり、いっぱいだったり。で、何を食べるかというよりどこで食べるかを決めるのにずいぶん苦労することになった。
そんな中で大当たりのブラッスリー。「トゥーミュー」
ここはワインリストもよくできている。40ユーロぐらいのものがメインとしてドリンクメニューに揃えら、それより上のクラスはワインリストに用意されている。驚いたことにジャックセロスのシャンパーニュがフルラインナップ!ということで今宵はフランス最後の夜、ブランドブランで乾杯することに「サンテ!」
アントレはイカのカルボナーラ。イカが細長くパスタのように切られ濃厚で美しいカルボナーラとなっている。上にかかっているは糸のようなパルミジャーノ。
メインは豚バラのロースト。火加減があまりに素晴らしい。それにここは付け合わせの野菜がめちゃめちゃ美味しい。向こうに見えるサーモンもぎりぎりの火加減で生だか火が通っているかが絶妙な感じ。トゥーミューではブラッスリーの伝統的なメニュー(タルタル、ステーキ、サーモンソテー等)を元3ツ星シェフの技術とクリエイティヴィティで上品に洗練させ、でも価格はお手頃で。う〜ん、よくできている。
久しぶりにデザートまで注文した。自家製プリンとヨーグルト。こういった何でもないものがちゃんと手が入っている。まわりのテーブルをみるとここではシェアが可能らしく4人でアントレ3皿をとりわけたり、メインとデザートだけのお客さんもいる。その辺りのカジュアルさもありがたい。日本人は胃袋が小さめだしここだと安心して食べられる。旅の最後にいい店に出会えた。