おなべ料理の会@10cm松本
2011年11月04日
10月24日、三谷龍二さんのギャラリー「10cm」で私の考えるなべ料理と、オオヤ君のコーヒの会が行われた。今回は軽めのコース料理を10人、掛ける、3回、の長丁場。シェフは私だけなので到着までに何度も段取りを確認した。
メインは海南チキンライス。シンガポールの名物料理で茹でた鶏、茹で汁で炊いたご飯、茹で汁を調味したスープ、それに三種の薬味たれ。それらを鍋で作り客席前でサーブ。
今日の段取り表。
先の前菜は、ラフランス、くるみ、レーズン、ブルーチーズを使ったサラダ。仕上げにザクロのソースがかかる。長野は高原レタスの産地だけあって、パツパツに育った、健康美満載のいいレタスに思わずうっとり。
デザートはバターでソテーした地元の紅玉に自家製のキャラメルクリームソース。仕上げにはアーモンドスライスをぱらり。
オオヤくんによる食前の飲み物「ギシル」の準備。生豆の殻を煎って、煮出したもので、地元では。これがコーヒーであるとのこと。大事な豆は輸出品ということですね。
オオヤくんのコーヒセット。ええ風合いやね。
私は最後まで息着く間もなく、お客様ともあまり話せなかったのが残念ですが、展覧会中の作家さんの器を使い、鍋を使い料理会をするということ、そのことを楽しみました。どんなところで、どんな風に、どんなお客さんと、ということを考えるだけでも世界は広がっていくものだと。
この日の三谷さん、最初は「僕、どこにいたらいいかな」などと言っておられましたが、客席でのホストぶり、とても楽しそうでした。オオヤ君もお客さんを「ババア」呼ばわりしてくれず、ほっとしたよ。