トルコ食い倒れ3日目
2007年11月08日
朝、庭に面したバルコニーにでると目の前に大きなイチヂクの木が見えた。枝の先端には緑色の小さな実が思わぬ形で付いていた。というのもイチヂクが木に生っている姿を見たのが初めてで、お尻を天に向けて堂々と立ち上がっている姿が予想とはまったく反対で面白くちょっぴりおかしかく小さく吹き出してしまった。そういえばこの辺りがイチヂクの原産地。トルコは確か世界最大の生産国。
今日の朝食から
緑色のは未完熟のイチヂクのシロップ漬け、こりっとしてまさしく青い果実。
コンヤを後にして今日はこれから500kmの大移動、しかもバス。とはいえベンツ製の大型バスはなかなか快適。トルコで見かける観光バスの多くにはこの3星のマークがでっかく張り付いている。硬くて丈夫な見た目がレスリングの選手のようで頼もしい。
昼食は湖のほとりでスズキを食す、でっかく大味。スズキと言っても淡水に住むスズキは日本ではブラックバスと呼ばれ厄介者として忌み嫌われている。
スープはヨーグルトとお米のスープ、酸味が利いていて未体験の味?いやその昔ニューヨークのチベット料理店で似た様なものを食べたな。ジュースはなま絞りリンゴジュース、とっても濃厚。
ピーマンにお米をつめたドルマと豆の付け合わせ。
食後にはザクロが〜
と思っていたらドライブインでなま絞りザクロジュースを体験、甘酸っぱくて美味。ザクロは水分が少ないので1杯作るのにたくさんのザクロがいる。日本では絶対無理だ。
午後3時やっとパムッカレに到着〜遠かった。
なんてことはない山の中に突然真っ白な棚田が現れる姿は圧巻!そして近くで見て驚愕!洞窟の中でなら見たことがあるがこんなふうに山の上にあるのが不思議でたまらない。まあそれゆえ世界遺産か、、。それにしてもすごい景色。
周辺を水着で歩く人々がいたので何かと思えば??
同じ敷地内に遺跡プールが、この温泉の下には遺跡がごろごろころがっている。温泉といっても35度ぐらいなので日本人にはこの季節泳ぐのは厳しい。寒さに強いロシアやドイツの人に任せよう。
今夜のホテルはロッジスタイルのスパリゾート。プールを取り巻く様に別棟がいくつも連なる。温泉やプール、ハマス、ジャクジー、ゆっくり過したくなるホテルだ。
晩ご飯はビュッフェでてんこもり。とりすぎ。
ロビーには暖炉があり、薪の火はやさしく温かく旅の緊張をほぐしてくれる。その周りには足が伸ばせるローソファーでリラックス。食後はワインでゆっくり、お世話になっているガイドのSさん(日本語ペラペラ超優秀!、仏、独、英、伊、アラビア語もできる)も交え閉店まで過す。その後部屋飲みで、、。