トルコ食い倒れ2日目
2007年11月04日
トルコの朝は早い。5時に起床、とはいえ日本時間の昼の12時。毎日起きる時間と変わらない。アジア、ヨーロッパを旅するときは時差なしで行動できるのがなんといってももありがたい。6時にはお散歩に出かけ7時には朝食。そして1時間後の8時には出発。今日はセルジュクトルコ時代の遺構が残るコンヤに向かう。
宿泊した洞窟ホテル。石灰を含んだ洞窟は掘りやすく、そして掘った後は固まりやすいとのこと。
朝ご飯、手前は中にチーズが入った小麦の皮を焼いたギョズレメ、春巻きのよう。
朝はトルコ政府の経営する十絨毯工場を見学、この繭にそっくりな甘い綿菓子がトルコの人気土産。
絨毯なんて買うものか!などと心の中で思いながら行ったのはずなのにハイクオリティーの物がめちゃめちゃ安い、、、う〜、目の前にずらっと並んだ絨毯にうっとり〜、結局カッパドキア地方だけで織られる染めていない羊の毛を使ったウールのラグをお買い上げ(左奥)。白、茶、濃い茶、黒色の羊の首の毛だけを使った珍しいもの。もう一つはキリムのベットカバー、キリムにヤギの毛を織り込んで起毛させているみたこともない作りのもの(手前)。
そしてドライブインでお昼ご飯。
カッパドキアでさんざん茸をみてきた最後に茸のスープ。サラダにかかっていたのはザクロのドレッシング、見た目はバルサミコそっくりでルコラの様な苦い野菜によくあう。
メインは牛肉のトマト煮込みピラフ添え。こちらのピラフにはバターがたっぷり入っているので食べ過ぎると胃もたれします。
シロップたっぷりのパイ、バクラワ。粉末のカスタードにココアを溶いて固めたと思われるチョコレートプディング。生姜とアニスが香るミルクプディンング。どっちも量が多すぎ&甘過ぎ。
昼食後はイスラム神秘主義、メウ゛レヴィー教団の創始者の霊廟メウ゛ラーナ博物館を見学。白いフレアスカートをはいたおじさんたちがくるくる廻る旋舞秘技「メナー」が有名だ。そしてセルジュクトルコの建築様式が残るインジェミナーレ博物館へ。ホテルはコンヤの街から隔離されたリゾートホテル。歩いていけるところには寂れたショッピングセンター以外何もない。それでもプールやハマム(サウナ)、あかすりにマッサージ、アロマ関係等は充実している。レセプションカウンターで問答の末、メニューにはない指圧を受けることができた。タイのおねえさんに力強く揉まれ夢見心地、よだれが垂れそうだった。
隔離ホテルのディナービュフェが予想以上に美味。
手前はぶどうの葉で味付けご飯を巻いたドルマス。その横はナスにトマト等を挟んだドルマス。
手前左はクミン風味のひよこ豆のペーストハマス、左奥はピーマンのご飯詰めドルマス
この盛り合わせは秀逸、手前は乾燥野菜を水で戻してつくるマリネ。左回りでクスクスのトマト煮、オクラのマリネ、ボトムアーティチョークのマリネ、後は豆,ジャガイモ、ナス、ズッキーニのマリネ
手前は白身魚をぶどうの葉で包んだドルマス、左回りで羊のトマトに煮込み,チキンのソテー,小えびのクリーム煮ディル風味
デザート盛り合わせ,シロップ漬けのパイやカステラ等、やはり激甘、、、。
奥右はライスプディング左はクリームブリュレ、、、、
もちろん白ワインをボトルで開ける。