P.S トルコちゃんと旅行編
2007年11月28日
トルコ食い倒れ日記では食べ物のことばかりにふれていた。まるで観光とかしていなかった様に思われるのもなんなので、、、。
私的トルコ観光地ベスト5を写真でどうぞ〜。
先ずいきなり第一位!じゃ〜ん
アヤソフィア博物館のモザイク
ビザンチン時代に造られた教会アヤソフィア。当時その内部はキリストにまつわる美しいモザイクで飾られていたのだがセルジュク、オスマン時代にすべて漆喰で塗られモスクとして使われる運命に。それが現在修復中で美しいモザイク画が次々と現れている。奇しくも漆喰のおかげで守られていたことが昨年訪れたアンコールワットが地雷に守られていたこととかぶった。その数奇な運命というストーリーも込みでトルコという国の歴史、国ができた場所の複雑さそのものを代表するのではないだろうか。
赤いモスクにして教会?ミナレットは後に建てられた。
第2位はメヴラーナの霊廟
(内部は撮影できません、ごめんなさい。)
セルジュク時代の首都コンヤ、ここにメヴレヴィー教団の創始者メヴラーナの霊廟がある。トルコを旅行すると自分が今まで思い描いていたモスレムの暮らしとなんだか違うことに気がつく。お祈りをしない人,ひげのない人、スカーフをかぶらない女の人、お酒を飲む人たちが普通にいる。セルジュク時代はイスラムもまだゆるく偶像崇拝もしていた。メヴレヴィー教団は異端と言われているがいろんな宗教のことを認め寛容な教えを説いている。
内部の美しい様子を見せられないのが残念だがトルコ人の信仰や宗教観を知る上でとても興味深い場所であることは確か。
墓石とお墓
第3位はスルタンアフメットジャーミー(ブルーモスク)
ミナレットが6本も建っている。遠くから眺めても実に威厳があって凛々しく美しいモスク。
やはり内部が素晴らしい。「2万枚以上のイズニックタイルで彩られた」とガイドブックに書いてあったのだが吉田屋のキッチンに貼ったタイルだけでも1000枚ぐらいあったぞ、これは間違いではないだろうか?しかもモスクのタイルは小さかったぞ。
第4位はパムッカレの遺跡プール!
が、あまりに衝撃的な光景であった、、。
猿の惑星の自由の女神ばりだ。
いや。もとい、世界遺産パムッカレ。
自然が作り出した世にも奇怪な光景に目を奪われた次の瞬間,水着にビーサンで歩く西洋人観光客に唖然、、。気を取り直して、、、え、え〜、観光資源の保護と観光産業の発展のあり方を考えさせられた場所だった。パムッカレは本気で保護しないと数十年後にはなくなってしまうのではないだろうか?
そして第5位世界遺産カッパドキア
奇妙奇天烈、ここが地球かどうか、何かのセットなの?か?
アナトリア高原に広がる自然の風化、浸食が織りなした巨大きのこ栽培場。ホクトの舞茸社長もびっくりだ。
住居として使われています。
広大なパノラマもお楽しみ下さい。