信濃路〜奥飛騨〜白川郷
2008年04月17日
哲学の道の桜がどんどんと葉桜に育ってきた先週末、これから満開になる桜をもう一度追いかける様に長野県松本まで車を走らせた。途中立ち寄るSAから湖北の桜を眺めたり、切り開いた山道にぽつんと開く山桜をほほえましく見たりしながらおおよそ4時間、松本城のお堀の桜が満開の笑顔で遠来の客を出迎えてくれた。
松本でお世話になったO家の皆様と蕎倶楽部佐々木へ
ゴールデンレトリバーが看板娘。
あご、きのこなどでだしを取ったそばがきの出され方が新鮮で美味しい。
松本ではちびっこ相手に2日間、親戚の家に訪れたようにのんびり過させて頂く。
その後、奥飛騨の新穂高温泉へ、雪の残る山道をゆるゆると走る。こんなところに温泉街が!と驚く様な所に巨大露天風呂が現れた〜!もちろん混浴。バスタオルをくるっと巻いていざ出陣!。が、お客さんがほとんどおらず途中から貸し切り状態。
お祭りで賑わう高山を横目に白川郷の南、平瀬温泉郷を目指し日暮れ前に無事到着。そして温泉、ここは源泉掛け流し。もうそれだけで豪華な前菜というか食前酒。温泉宿の料理は多い、多すぎる、、。山菜や山の幸がてんこ盛られた。
地元の名産熊汁、薄味でほんのり甘口。
その他、飛騨牛の陶板焼き、アマゴの塩焼き、、食べきれない料理。
生ビール1杯しかのんでいないのに早起きで疲れていたのだろう、食後はばったりと倒れる様に眠る。
朝にもひと風呂。朝ご飯はほおば味噌、あゆの一夜干し、温泉卵その他大勢。これが晩ご飯でもいいくらい。すっかり満腹で白川郷へ。
高台からの眺め。
下界に下りるとテーマパークの様な観光地であった。この頃、京都では終わっていたはずの花粉症が猛烈に勃発!くしゃみと涙と鼻水がとまらず。ぐしゅ、、、はぁっくしょん!。
逃げる様に白川郷を出、まだまったく咲かぬ庄川桜を眺め、桜祭り真っ盛りの郡上八幡へ。再びそば屋に飛び込み名物ほおば寿司、もちもち蕎を頂いて八幡城の桜を堪能。
京都にいるとわざわざ桜を見に出かけたりすることもない、贅沢な話だがそこら中で咲いているのでなんとなく毎日見えている。こうやって旅先の知らない土地でゆっくりと満開の桜を眺めるのも贅沢な時間だな〜と、逆に京都に観光に来る人もきっとそうなのであろうと、なんとなく観光客の目線にたってみて、いろいろ思うところあり、、。