タスマニア2015#3
2015年01月18日
毎日天気予報とにらめっこしながら、この日が晴れることを願ってたのだ。やった!快晴!!郊外の小さな空港から飛び立つPar Avion社のツアーに参加し、南西部の国立公園までセスナでひとっ飛び。 なんせこの国立公園、道路が通ってない。環境保護のためとはいえ、便利にしない潔さに驚き。と、尊敬を。
セスナちっちゃい、パイロットを含む6人乗り。席順は体重別で(笑)、ツアーカウンターで体重計られたのはこのためだったのねん。
およそ1時間のフライト。足下にゴンドワナ時代から変わらぬ静かで雄大な景色を楽しみつつ無事、着陸。
湿原が広がる。
ガイドさんについて静かな川辺まで散歩。周辺の植物のだすタンニンの影響で川は紅茶色。水は冷たく美しく、もちろん飲めます。
人気もなく、鳥の声だけが、はっきりと聞こえる。
さすがは英国スタイル。着いて早々、お茶の用意。
旅の目的はここバサースト・ハーバー。
赤く染まった入り江。誰もいない、誰も近づけない、見たこともない景色。
太古の景色、そのままなのだろうか。
ツアー会社が要してくれたかわいいランチボックスと白ワインでお腹を満たす。
この日の最後に出会えたのはアカハラ・ワカバインコ。地上に77羽が確認されているレッドデータアニマル。そのうちの3羽に出会えた、幸運。