吉田屋の器~吉川千香子さん〜
2007年07月07日
「新しいお友達」、新しく購入した器のことを私はこう呼び、スタッフや友人に紹介する。街のショップ、ギャラリー、陶器市、と、いろいろなところで器たちを買い求める。そのとき何よりも重要視することは、
デザイン、まずそれが一番。
スタック、積み重ねの可否。
機能性、複数の顔があるとなおよし。
重量、重いと扱いがたいへん。
強度、きゃしゃだと割れてしまう。
でも一番大事なことは吉田屋というお店とのバランス。
自分の好みだけで買い求め、お店に置いてみたら何となくあわない、なんてことも時々おこるし、最初はぎくしゃくした感じでも時間が経ってなじんでくる子もいる。器たちにも命のようなものがちゃんとある。人と人の間に様々な関係〜恋愛、友人、家族、知人、があるように私と器の間にもそのような関係が生じている。