NHK旬で彩る京の味 9月10日放送分そしてお誕生日
2007年09月11日
豚ひき肉とらっきょの中華炒め
NHKのスタジオに謎のキャラクターが!
雲の上の太陽のようです、どうやら。
一人リハーサル、進行をぶつぶつと、、、、
材料、豚ひき肉、らっきょ、セッロリの葉、オイスターソース、、、
炒めるだけで完成でした。詳しくはNHK京都放送局のHPで。
豚ひき肉はフランス製の貝の形のお皿、ご飯じゃ椀とレタスがのっているのは陶器市で、陶器製のレンゲは藤本優さんのものを神戸で買いました。今回のBGMも栗コーダーさん(訳ありリベンジ!)。
さて今日、9月11日は吉田屋料理店7歳目のお誕生日です。
祝!!パチパチパチパチ〜。
7年前は周りを見回す余裕もなく、あまりの忙しさと緊張の日々を過ごしました。なのでお店を始めてから3ヶ月ぐらいの記憶がほとんど欠落しています。ただ夏が暑かった記憶が体の中に残っているようです。それと工事してくれてるみんなが中島みゆき聞きながらビール飲んでたこと(笑)。あの頃からつき合ってる友人たちにも結婚、出産、離婚、再婚、転職、転居などいろいろあるように吉田屋と私自身にもいろんなことが起きました。30代はめくるめく、、、次々と、楽しいこと、つらいこと、楽しいこと、悲しいこと、楽しいこと、心悩ますこと、やっぱり楽しいこと。あ〜ありがたいことに楽しいことの方が多いようです。つらいことや悲しいことはずぅぅぅぅと、心の中に住みつきがちですが楽しいことはすぐにどこかにお出かけしてしまいます。だから次々と楽しいことを呼び込むことも大事です。自分自身がいつも楽しくあろうとすること、身近な家族、スタッフ、友人たちにもそうあってほしいと願うこと、支えたり支えてもらったりそんな小さな日々の積み重ねがあっという間に7年という時間になりました。
家というものはそこに住む人が大事にめんどうを見ないと荒れてしまいます。お店も家と同じでそこに注がれる愛情が雰囲気として現れます。それは空間の記憶作用というものでしょうか。過去にその空間で起きたことを空間が記憶する。吉田屋という空間=「場」は私自身でもあり私の子供の様なものでもあります。ここですごす友人やゲストとの時間がちゃんと栄養となり糧となりその場を成長させています。この先、もしかしたら思春期や反抗期をむかえるかもしれませんそれも成長の一つとして離れたりついたりしながらなんとなく見守って下さいませ。