釜山港へ帰ったの巻き〜食編〜
2008年09月14日
日曜の夜9時、ひとり自分の部屋にこもりティッシュを抱えてテレビの前に座る。NHK BSで放送されている韓国ドラマ「ファン ヂニ」にかなり、どっぷし、はまっております。仕事柄ドラマの放映時間に働いているのでヨン様も何とか様もよくわからないのですがチニ(韓国語では文頭になる文字は濁らない)さまのことなら任して下さい!とはいえ放送中ほとんど泣いているので実はよくわかっていないかも?。たぶん、おそらく、いやぜったい!すぐに地上波で放送されることでしょう、そのときは是非、ティシュもしくはハンカチを手にご覧下さい。そんな韓流真っ盛りの私、ドラマ放映の録画準備をばっちりして関空に向かいました。
19年ぶりの釜山、韓国へは4度目の訪問。フライト時間わずか60分強、燃油サーチャージがなければ東京へ遊びにいくのと変わらないお手軽さ、、、にして、異国、ここはユーラシア大陸極東の小さな半島。島でもなく大陸ともちょっと違う、半島〜って何だかな〜哀愁漂う響き。
釜山リゾートエリアの海雲台(ヘウンデ)、初日の夜はASEANの重鎮たちも訪れたレストランで伝統料理と焼き肉を堪能。右上から時計回りに、本当は9種の具をクレープ状の生地に挟んで頂くクジョルバン、ドングリの粉でできたムッ、白菜の水キムチ、謎の緑色の甘いマヨネーズが添えられたサラダ、釜山ならではのにぎり寿司、春雨いためのチャプチェ、その他チヂミに各種キムチ等メインの焼き肉の前に次々と出されて大丈夫か?
牛肉〜〜〜〜〜、何でも巻いて食べるのが韓国風。ネギだらけのサラダがうまい!
すでにお腹一杯、でも、閉めはやっぱり冷麺、いっとかないとね。さっぱりと、ごちそうさまでした〜。
これは2日目に訪れた慶州の名物サムパム、ご飯やおかずをいろんな葉っぱにくるんで頂く郷土料理、机の上にずらっと並んだおかずだけでも20種はある。楽しい〜。各種キムチに、ズッキーニ、蓮根、にんじんなどの煮物、魚の発酵させたもの、秋刀魚、小魚の煮付け、豚肉の味噌煮、スープなど、こんなに並んでいてお変わり自由って、そんなに食べられないよ〜
生野菜だけではなく茹でた白菜やキャベツ、それになんと昆布!に、ご飯と味噌をのせて頂きます〜野菜、野菜、魚、野菜、野菜、野菜、たまに肉、野菜、野菜、、、とお野菜いっぱいの何とヘルシーな料理。
この夜はサムゲタン、ホテルの近くに専門店発見!メニューは3つ、並、漢方、人参、ちょうど3人だったので3種類をオーダー。ぐつぐつの鍋がでる前にキムチ各種、生玉ねぎ、茹でた砂ずりをかじりながら待つ。昼間あんなに食べたのにサムゲタンは別腹?か?さっぱりしているのでぱくぱく食べれてしまう、そしてお腹がポッコリ膨らんでみんなに笑われる。
3日目さすがに昨日の食べ過ぎで、朝ご飯食べられず。サムゲタンは別腹ではなかったようだ。がっくし、釜山最後の食事は名物のアワビ粥。すごい緑色だ、肝だけでこんな色になるのかどうかは不明だが、、、やはり粥がでる前に大量の小皿。韓流は山盛りの小皿とともにたくさんをもてなす文化なのですね。それにしても韓国人女性はよく働きます。多くの飲食店ではおばちゃんたちがたくましく、そして勇ましく働く。笑顔の風習がない国なのでみんな不機嫌そうに見えるけど必要なものはちゃんと足りているので何も文句はない。そんな彼女らを見て自分はにこやかにし過ぎじゃないかと思ってしまうほど、飾らないそして行き過ぎないサービス。時として微笑まないことも大事なのかな。