タスマニア2015#5
2015年01月22日
ホバートから小一時間、小さな港からカーフェリーに乗り込み、キャプテンクックが上陸したアドベンチャーベイを目指す。ものすごく晴れてて日差しが痛いくらいなのに、沖からの風がつ、つめたい。
そういえば注意事項に暖かい服と手袋、ツバのない帽子って書いてあったな。南極まで2000km、これからオーストラリア最南端の海で高速クルーズを楽しむ。途中、運が良ければ数々の野生動物に遭遇できるとのこと。乗船するとまず、全身をすっぽりと覆う厚手のレインコートで身を包み、酔い止め薬と水が配られる。私たちの船にはラッキーか、アンラッキーか、小さな子供とハンディキャップのある人が乗っていなかったので船長、超高速で跳ばします。しかもわざわざ高い波を選んで、船は波の上をジャンプしながらまるでジェットコースター。岩と岩の隙間をくぐり抜けるや、右、左にスピンしてスリル満点。で、だれもゲロゲロしていないのが奇跡的。
潮吹き岩に水を浴びせられたり、
船の上からは、岩の浸食が作り出した不思議な景色。まるでマリア様。
岸壁に暮らすアルバトロスに
こちらが見られている。
アザラシが、
大きなコロニーを作り、のんびりひなたぼっこ中。食事のため海に入る子や、喧嘩しながら海に落ちて行く子、けがをしている子もたくさん。ガイドさんによるとサメがよく襲うとのこと。
アザラシに見送られ、船は沖へ舵を取る。
大満足の帰り道、イルカの群れがお出迎え、遊ぼうよ!ってな感じで船の前でジャンプしたり、下をくぐり抜けたり、たくさんの子たちがずっとついてくる。
最後に船長から「みんなラッキーだぜ!」っと座頭クジラの登場。そうそうめったに会えないらしい。もう、盛りだくさんすぎて頭が爆発しそう。Bruny island クルーズ恐るべし。