そろそろと冬に飽きた頃。 母と二人で味噌を仕込む。 1キロの大豆、1キロの麹、それに1/2キロの塩。 なんてシンプルな保存食。
春節をすぎるとお雛さんも出してあげないと。 1年間押し入れ住まいでごめんなさい、という気持ちでゆっくりと箱から取り出す。 昭和19年の戦時下、祖父が母のために京都中を探して七段揃えた。塗りの調子の違いがそれを物語る。 毎回、どう並べるか忘れてしまい大騒ぎをしながら結局ネットで調べたり、 市松さんもええおべべ姿で、髪などを整え、 3時間かけてやっと完成!昔の人は雅な遊びを楽しんでいたのだなと感心させられる。
: 2016-02-14 14:17 |九条山 | Trackback (0)