minä perhonen京都店5周年パティー
2012年04月16日
遅い桜が咲き出した春の夜。まだ寒く、あたたかなマフラーが手放せない。私の友人もminäの素敵なショールをしっかり肩に、招待客とともに現れた。この夜は5年目のお祝い。どの方も素敵に、ここの服を着こなし、ビルの廊下がまるでお花畑のようである。
ウェルカムドリンクは温かいカルダモンチャイ、又は涼しげなサングリアビアンカ。
色鉛筆の蝶々の小さなフラッグ。
「森と風の小屋へ」がこの春夏のブランドイメージ。風はむづかしい言葉だからサングリアビアンカをめいいっぱい清々しく見せよう。わが家のモミや檜にハシゴをかけ、枝を落とし、籠に編み、たくさんのイチゴを入れる。
去年とり置いていた葡萄と藤の蔓も役立つ。鳥の小屋のようにと巣をつくりカプレーゼを盛る。
生春巻きの海に蝶を飛ばしてみたり。実はこの蝶、野菜の型抜きをステンレスで自作。
そして桜の季節らしく、お花見気分の、でも、甘くないおこわ。葉っぱの下は雑穀ともち米、赤しそ。
大きな額縁の中には、森に在る色をイメージした焼き菓子、木の実でできた一枚の絵。
私なりに皆川さんの世界観に近づければと、試行錯誤のケータリング。春の夜のお祝いに、小さな花を添える機会を頂け、多謝。