小曼のお茶会@10cm
2012年06月11日
松本にある10cm。台北の小曼が台湾茶会をするというので、家族で駆けつけた。中国の古いお茶の飲み方に習い、村上躍さんの器にたっぷりの文山包種茶。少し冷ましたアルプスのお湯を注いでウェルカムティー。
この日は台湾の凍頂烏龍、木柵鉄観音を味わう会。小曼が量や温度に気を使い、丁寧にいれてくれたお茶はやっぱり美味しい。一煎めは香りを、二煎めには深い香りと味わいを、三煎めには芳醇な味わいを、絶妙なタイミングでサーブされる。
初めて台湾を訪れたとき、黄金色の凍頂烏龍の清々しい味わいに感激を覚えた。いろんなお茶を飲む中で高山鉄観音に出会い、今やあの味わいの大ファン。
台湾茶はシンプルに香りと味わいを楽しむ。難しい作法もなく、水、温度、量、タイミングそして茶器に気遣いをもたせれば、誰にでも美味しいお茶が入れられる。
火鉢は三谷さんデザイン。鉄瓶は小曼のお店でも使っているもの。炭入れはアンティークの水差し。
*今回の台湾茶会に使われた器は「台湾茶の習い」展として伊藤環 、岸野寛 、村上躍 、三谷龍二さんたちが新しく作られたものを使用してました。