若狭、能登への旅 01
2016年09月15日
家族の夏のスケジュールが合わず、夏休みが秋に持ち越した。母が曾祖父の出である輪島に一度行きたいと言っていたのを思い出し、若狭から能登半島を旅する事にした。
若狭神宮寺は二月堂のお水取りを観に行った旦那のリクエスト。ちょっと珍しく本堂の前庭は芝生。
これを履いてお堂にあがります。
ご本尊は藤原末期の薬師如来様。奈良〜鎌倉にかけての彫刻はどれも素晴らしかった。
境内は夏の終わりの緑がほんとに美しい。
毎日の掃除をついつい考えてしまう私はまだまだ煩悩だらけである。
この湧き水が「お水送り」の儀式を経、地下水脈を通り、東大寺二月堂の若狭井に達するとの言い伝えが残る。それが「お水取り」のご香水とのこと。若狭と奈良が歴史的に深くつながっているとは驚きであった。
「日本秘湯を守る会」会員の三方五湖に面した宿を取り、
夕日を見ながらの温泉。
そして夕食は信じられないほどの魚責めであった。
お刺身、焼き魚、煮魚、揚げ魚、酢締め。と、こんなに食べたら夢にまででてきそう。