カッセル〜ミュンスター〜ヴェネチア〜パリ 01
2017年09月28日
旅の始まりはドイツのカッセル。
フランクフルトの空港から電車を乗り継いで2時間。ホテルにチェックインできたのは家を出てから24時間後。長旅〜、でもお腹は空いていた。ホテルのスタッフにオススメのドイツ料理店をたずね歩き出す。寒い。8月の末なのにウルトラライトダウンを着ている私。
マルティン教会横のSalzburger Stubenへ。入り口にビールの立ち飲みスタンド、奥にレストラン。時間が遅い上に日曜日だったのでメニューは限られてますよ、と言われながらも、地ビールとソーセージそれにシュニッツェルは外せない。サイドのサラダは軽く塩もみしてビネガーかけたキャベツ。メインのお皿にはよく発酵したキャベツ、もといザワークラウト。ジャガイモは茹でたり揚げたりといろんな形で出てくる。まるでどんぶり飯感覚。
これは2日目に食べたカリーブルスト。トマトソースのかかったソーセージにカレー粉振りました、という名物。ビールは進む。
ランチに入ったトルコ料理店で久々のお米と出会う。やっぱり嬉しい。で、ついつい頼みすぎた。鳥とジャガイモの塩レモン煮込みに鳥スープで炊いたご飯添え。相方はラム肉のハンバーグ。それにトルコでは定番の塩味のヨーグルト飲料。もくもくと食べる。
大戦時代、軍需工場であったカッセルは連合軍によって一晩に40万個の爆弾を落とされ焦土と化した。ここは戦火を逃れた数少ない建物。RENTHOF、中世の面影が残る素敵なレストラン。
メインは下茹でした牛肉をこんがり焼いた料理。骨つきで2枚。だいたい500g超え。美味しかったが1枚が限界。
前菜は日本では珍しいジロル茸のサラダ、なかなかの美味。
ドクメンタの会場で見つけたベケットカフェ。なんでもオーナーが大のベケット好きらしい。チーズとベーコンの乗った薄焼きピザには「ミスター ベケット」とい立派な名前がついていた。
カッセル最後の夜は夏の終わりを楽しむべくビアガーデンへ。こういう酒のあてが最高です。
メインはやっぱり肉ですかい、とばかりのレバー入りハムにポテト添え。
肉とジャガイモ、そしてビールの国にやってきたのだ。