育てる、漬ける、醸す
2017年07月30日
山の家に引っ越して8年が過ぎた。広い庭が魅力なのだが、完成された日本庭園なので家庭菜園の入る隙がない。そこを邪魔しない土地は本当に猫の額ほど、畳1枚分もない。
今年は胡瓜、プチトマト、しそ、そして山の日陰にミョウガ谷を作り、庭の端っこで三つ葉を自生させている。他に食べられるものは山椒、ふき、コゴミというところ。
鱧のしそ揚げ、三つ葉と玉ねぎのかき揚げ。どちらも脇役を超えた美味しさ。きゅうりのぬか漬けは毎日でも食べたい。
夏が始まる前は仕込みものがたくさん。
らっきょの塩漬け、鳥取砂丘の太いのが良し!
新生姜の甘酢漬け、花びらのようにふわふわと、美しい。
冬には味噌、夏はもろみ味噌。発酵が進んだところに生姜、ミョウガ、しそを入れ野菜もろみを作る。
松葉を砂糖水と合わせるとサイダー、そしてお酒になるということを知りチャレンジ!庭から松を切り漬けてみた。明日が楽しみ。
そしてこの暑い時期に欠かせないのが赤しそジュースと梅ジュース。どれも作ってみると意外と簡単で、そして体が求める味。旬のものの力には争わず、寄り添いたい。